英語習得の過程に不可欠な「多読」を企画します。

平日働きながらでも、1日3時間の英語学習を実現しないと、到底、英語を勉強する資格すら得ることはできません。

そんな英語に触れる機会を簡単に得ることが出来るのが「多読」です。

多読に関する記述は、インターネットに蔓延していますので割愛しますが、このサイトのコンセプトにあるように、面白いコンテンツによる「継続」なくしては、「多読」も継続することはできません。

本サイトで、そんな「多読」に採用したのが、イギリスのInkle社がリリースしましたスマホ用ゲームの「Sorcery!」シリーズです。

言わずと知れた、イギリスの作家「スーティブ・ジャクソン」さんの名作。

日本では、東京創元社から1985年に出版された、安藤 由紀子さん訳のゲームブック「ソーサリーシリーズ」と創土社から2003年に復刻版として出版された、浅羽 莢子さん訳「ソーサリーシリーズ」の2種類のゲームブックが発刊されています。

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★懐かしの安藤版ソーサリー。表紙を見るだけで青臭い青春時代を思い出して、ドキドキします。

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★次の世代が手にした浅羽版ソーサリー。ソーサリーの魂は連綿と次世代に継承されています。

私の中学時代、東京創元社のゲームブックを、手垢がつくぐらい何度も何度もプレイした思い出があります。そんなソーサリーシリーズが、inkle社がスマホゲームとして復刻させたのです。これは、プレイしない手はありません。

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このSorcery!は、日本語版はリリースされておらず、全てイギリス英語での全Scriptの書き直しと新たなルートやイベントなども追加した、原書を原文で読みたいオールドファンにとっては、正しく「冒険&攻略」し甲斐のある一品と仕上がっています。

原作どおり4部作で構成されており、1作品600円程度ですので、大した投資も必要なく、iPAD一つでベットに寝転びながら、英語の多読を愉しむことができます。

ファイル_003 画面には、「魔法使いの丘」の舞台となった懐かしのアナランドの地図が表示されています。主人公は、ここをゲームブック原作のどおり、選択肢を選びながら、マンパン城を目指す果てしない旅を突き進むことになります。

冒険の先には、原作どおり、闇に潜む野獣やモンスター、野盗や罠の数々。剣と魔法と勇気と運で、主人公は切り開く必要がありますが、それ以前に我々の前に立ちはだかるのは、何と言ってもこの壁でありましょう!

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そう「英語」です!

日本語版がリリースされいませんこの「Sorcery!」シリーズ。全てのストーリー、選択肢、説明文、すべて英語で記述されており、この英語を乗り越えながら、果たして我々はマンパン砦までたどり着けるのでしょうか。

多読の基本の「3原則」というのがあります。

①辞書は使うな、②いちいち訳すんじゃねぇ、③一気に読め、この野郎

というのが、昔から日本の糞教育会の中で実しやかに伝え教えられている口伝であります。そんなアホな原則に従って、何人の学習者が多読に挑戦しては投げ出したのでしょうか?

大事なのは「継続」。楽しみながら興味を持って続けることです。しっかりとミニマイトのジャンの嫌味な台詞を原文でしっかりと味わいながら、こっちの選択肢を選んでは、やっぱり戻って、こっちの選択肢を選びなおす「ずる」をするのがゲームブックの醍醐味です。同じ文章を何度も何度も読むのがゲームブックゲーマーです。それを、「訳すな」「一気に読め」。アホか?一回死ね、という感じです。

ガンガン辞書を引いて、原文を味わいながら攻略していくのが、このSorcery!攻略の基本となります。しかし、このinkleのSorcery!シリーズで困ったことがあります。何とか出てくるScriptは、全て画像扱いなのです。つまり、マウスオーバー的な辞書が通用しない。Kindleのように、分からない単語をワンタップで辞書を引くことができない。これは難敵です。マンパン砦までは、一筋縄では行かないことになっています。サイトマスターも真っ青です。

しかし、時代は変わりました。ITが全て解決してくれます。Sorcey!で出てくる英語原文を無理やり画像認識して訳する強力ツールが出てきました。「Google翻訳」様の出番です。

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まさしく魔法のようなツール。Sorcery!の原文を無理くり画像認識をさせて、文字をOCRよろしく判別し、ワンタップで日本語訳を表示してくれることに成功いたしました!

ようやく時代は追いつきました。これで冒険の準備は整いました。これからサイトマスターを蹴散らし、ジャンの頭から味噌をかけてバリバリと喰らい、マンティコアを退け、カーレーの宿屋でミンチにされそうになりながら、下水のトラウマになったスライムと戦い、7匹の大蛇を何回プレイしてもコンプリートできず、王冠を奪還すべくマンパン城に乗り込む旅に出るのです。

ただでさえ、先の見えない途方もない長い旅路の上に、襲い掛かるイギリス英語の壁。壁。壁。ZAP!HOT!と、その壁はGoogle翻訳を駆使し、スピーディーに打ち破り、絶体絶命に追い詰められてもZED!吉良吉影よろしく時空を超えて舞い戻ってくるでしょう。流石はスティーブ先生。85年代に時代の最先端を走っていました。

さぁ。旅の扉を開きましょう。大いなる多読の旅に。IPADとGoogle翻訳を武器に。シャムタンティの丘を越えて、城塞都市カーレーを抜け、バグ地方の荒野を渡り、マンパン砦にたどり着けるのに、一体何日かかるのか。マンパン砦に辿り着く頃には、何万Wordの英単語に触れていることを夢見て。

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