では、リスニングの時の脳の仕組みから解説します。

まず皆さんは、ネイティブが喋る英語を聞いて、ちんぷんかんぷんという経験がありますでしょうか。

あり過ぎるぐらいあるというのが実情だと思いますが、その時、何故脳が聞き取れないのか、ということを考えたことがあるでしょうか?

その際の脳の仕組みを理解し、ではそれを補うため、強化すべきは何のトレーニングは何か?など考えたことはありますか?

ただ漠然と英語を勉強しなきゃ、などと闇雲に参考書ばかり買って投げ出しているから、10年20年たっても英語の実力が伸びないのです。

ということで、まずは、ここではリスニングの時の脳の仕組みを説明します。

まず人の脳は、日本語であれ外国語であれ、高速で無意識のうちにその意味を判断するために、耳から得た情報を脳内で再生してから理解します。

この動きは、脳の運動野で行われる「内在リハーサル」と言われる脳のロジックです。

まず英語を聞いて、「まったく理解ができない、リスニングが苦手なんだよ」という人は、この「内在リハーサル」という機能が訓練されていない人と言えるでしょう。

この「内在リハーサル」という機能を鍛えるためには、「ミラーニューロン」という細胞を増やしていく必要があります。

これは、目で見たもの、耳で聞いたものを反復する、真似るための脳細胞で、赤ん坊が言語を覚える際に、両親の言語から物まねするところから発達していく細胞です。

つまり、耳で聞いたものを、発音/抑揚/スピードをそのまま脳内で再生するトレーニングが、リスニングには必要となります。

そして、その次に必要なのが「潜在記憶」となります。

リスニングは大量な音の洪水がどんどん耳に入ってきます。耳にした単語を「顕在記憶」のテーブルから引き出す過程で、また次の情報がどんどんと入ってくるため、脳の処理が追いつかなくなるのです。

つまり、リスニングを鍛えるためには、「内在リハーサル力の強化」×「潜在記憶の蓄積」が不可欠となるのです。

この2つのスキルを鍛え、高めることにより、リスニングという能力は上がっていきます。

この「内在リハーサル」力を司るミラーニューロンを強化する方法こそが、「音読」です。

この「潜在記憶の蓄積」を強化する学習方法こそが、「ラノ単」となります。

では「音読」を続けると、具体的に脳がどのように変わっていくのかを解説したいと思います。

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