こんにちは。管理人の綾小路ひかるです。
さて、前回でレビューしましたとおり、Alexa様に色々なお願いを実施するための表現を壁に貼り、英会話のフレーズを口で覚えるのをデフォルトにして、ECHOを使った日常生活を始めました。日常生活において、英語を鍛えるという意図においてECHOを使う内容は、ほぼ限られてきます。
① 洋楽を聞く
② 英語のニュースを聞く
③ 何かを調べる
① 洋楽を聞く
一番ハードルが低いのは、洋楽を聞くことでしょう。ECHOに聞きたい曲名やアーティト名を伝えれば、Amazon Musicからそれに該当する曲を選択してくれて、自動的に再生されます。Amazonプライム会員であれば、プライムで再生できる音楽は全て、口頭で指示して聞くことが出来ます。Echo Dotにも小さながらもスピーカーがついていますので、一人で曲を愉しむには充分ですが、Bleutoothで外部スピーカー連携もできますので本格的に音楽を愉しみたい方は、スピーカー購入も考えられたほうが良いでしょう。では、音楽を再生するよう指示してみましょう。
綾小路「Alexa, play Mike Jackson music」
Alexa「Aoo!」
Alexaもノリノリです。このブログの方針に則り、Alexaに何かを指示する際は、前ブログで紹介したとおり、ビジネ英会話の場でも実際に通用する依頼の表現を使う練習とします。
音楽再生には、2つの方法があります。一つは先ほど説明したAmazonのプライム会員となり、Amazon Musicから無限の音楽を聞く方法。もう一つは、ほかの音楽ストリーミングサイトを活用する方法です。ECHOは設定により、他社の音楽ストリーミングサイトを音声で呼び出すことが可能です。例えば、アメリカでは「Pnadora」という音楽配信サイトが有名ですが、他国からのドメインからの接続はIPレベルで弾いているため、日本からのなじみの薄いサービスとなっておりますが、Amazon Echoを使えばAmazon Echoのセンター経由の通信となるため、別途VPNを張る必要もなく、Pandoraのサービスを活用することができます。このPandoraは無料で活用できますので、最初はこのPandoraで音楽を聞くようにすればよろしいでしょう。ちなみにPandoraでの音楽の指示は、
綾小路「Alexa, play Mike Jackson station on Pandora」
Alexa「Aoo!」
と、後ろに少し御呪いをつければ、Amazon MusicでなくPandoraからの音楽再生を優先してくれます。
さて、肝心の音楽再生が英語学習に役立つかというと、聞き流すだけでは「役立つ」とはいえません。歌詞のScriptまでダウンロードして、歌を覚えるぐらいまでしないと意味はありませんが、まぁ洋楽に興味が持つ一つのきっかけになるかもしれませんし、アニソンばかり聞いてるよりかは、少しはお見合いで語れる文化的な趣味に育てられるかもしれません。何せ出来ることが少ないAmazon Echoの主力機能ですので色々と、アメリカのアーティストや洋画のサントラやら色々と探索していきましょう。加えて一番娯楽性の高い機能ですので、気を張らずにAlexa様へお伺いを立てながら音楽のある生活を構築していきましょう。
② 英語のニュースを聞く
さて、次いでEchoで使う機能と言えばニュースを聞くことです。アメリカのその日の最新ニュースを毎日音声で発信してくれます。流れているニュースが時代遅れの数年前のソースなんじゃないかという気がかりはまったくなく、その日その日の最新ニュースを
綾小路「Alexa, tell me today’s news!」
と一言で流すことが出来ます。今までは、家の中のiPadを探し、スワップしてパスワードを入れて立ち上げて、CNNのアイコンなどを探し、今日のニュースを選んでタップし、ようやく本日のニュースに辿り着いていた労力が一言「tell me news」で、部屋の中に最新のネイティブ発音によるニュースを流すことが出来ます。これは今までスカパーでCNNチャンネルを契約しては、いつの間にかまったく見なくなり解約をして来た英語学習者にとっては、すごく革新的なことでしょう。また加えて、その日その日の最新ニュースなので、かなりの確率で流れているトピックスについては、日本で騒いでる国際ニュースと内容が一致いたします。北朝鮮がどうこうしたとか、トランプ大統領が何たらしたとか、時事ネタのバックグランドは必然的に押さえられるので、英語ネイティブのニュースとは言え、話してるトピックスの大筋は掴むことはできることでしょう。何せ、今はあの面白いおっさんがアメリカの大統領です。ニュースの内容は九分九厘、トランプ大統領の動向であり、日本のニュースなどで事前にトランプ大統領の動向さえ耳に入っていれば、クイズ感覚で「ああ、トランプのおっさんのあのTwitterの失言の事件のニュースを言ってるんだな」と探りながら、英語に親しみながらニュースを聞くことができます。
③ 何かを調べる
最後に音声操作で出来ることと言えば、物事を調べる機能です。日々の生活の中で気になった事柄を調べるシチュエーションは、どんなものでしょうか?
・スターウォーズの新作はいつだっけ?
・ニューヨークへどうやって行けばよい?
・今年のイチローの成績はどんな感じ?
ふと思った素朴な疑問ってありますが、調べることも億劫でそのまま知らずに棺桶に入ることは多くあるでしょう。そんな素朴な疑問も、一言「Alexa様!」で情報に到達することができます。それも英語で。何と素晴らしいことでしょう。
綾小路「Alexa, How can I get to the new york city?」
元ニューヨーカーらしく、Alex様に問いかけます。
Alexa「The fastest route to New York takes about 46 hrs 48 min via …」
これはECHOの設定にZIP codeを入れているので場所情報から算出した経路を、約1秒以内のレスポンスで返してくれます。その他、「固有名詞」で調べたいものがあれば、気さくにAlexa様にお伺いを立てましょう。
綾小路「Alexa, who is the Shinichi Chiba?」
Alexa「Shin’ichi Chiba, also known as Sonny Chiba, is a Japanese actor, singer, film producer, film director, and martial artist.」
世界の千葉真一であれば、Alexa様もよくご存知のようです。これは、Wikipediaの冒頭の説明であり、Wikipediaに監修されている「固有名詞」であれば、自動的にそれをひっぱて来て読み上げてくれるようです。私生活の中で頻繁に飛び交うワード「練炭」とか「撲殺」とか「オリエンタル工業」とか「亀甲縛り」とか、様々なワードを問いかけていきましょう。
さて、次回は更なるAlexa様の進化について研究を続けていきたいと思います。