目に見れる激しい音の変化ではありませんが、地味で大事な舌を休めるための省略ルールです。単語の並びで、同じような子音が連続すると、音が変化するルールです。大きくこのルールは、3つの音の並びでそれぞれ変化を実施します。

①同じ子音が並ぶ場合 (前の子音が省略)
②破裂音が並ぶ場合 (前の子音が省略)
③nの後ろにb、p、mが並ぶ場合(nがm化される)

では早速、①の「同じ子音が並ぶ場合」から、見てみましょう。

「I guess some folks are just strange like that, you know?」

同じ子音「s」が「guess」と「some」の単語間で繋がっています。ネイティブの省略英語のルールでは、単語間が同じ子音で繋がった場合、前の子音を省略するルールが適用されます。その代わり、後続の子音が心なしか伸びたような感じで発音されるのがコツです。

「guess some 」⇒「gue’ ssome」

「some」単体の発音(サム)の冒頭が少し膨らんだ形の発音(ッサム)になっているのを言われれば「ああ、そうか」ぐらいに感じるでしょう。同じ子音が連続すると、そのような程度の変化ですが、ネイティブの耳には気持ちよくこの変化が収まるようです。

「What the hell is she doing?」

この例でも「s」がつながり、「is she」が「i’ sshe」という発音になっています。「she」の発音が(ッシィー)と変化しているのがわかるでしょう。

「I don’t even know where we are, right now.」

「n」の連続もリエゾンが発生し、「even know」⇒「eve’ nknow」と変化します。「know」の冒頭の「ノ」が伸びたような発音になっていることに気付くでしょう。

さてこのような変化ですが、「同じような子音」でも同様の変換が行われます。例えば、(sとz)(fとv)などです。そこでも、後続の単語の冒頭が伸びるような変化が行われます。では、見てみましょう。

「I mean, why don’t you go out and have fun like a normal high school student for a change?」

上記の「have」の発音の「v」と、「fun」の「f」はそれぞれ似たような子音であるため、haveの「v」は省略され、後続の「f」が伸びたような発音になっているのがわかるでしょう。

以上が、ネイティブが舌を休めるための省略ルールの1つ目でした。続いて、残りの

②破裂音が並ぶ場合 (前の子音が省略)
③nの後ろにb、p、mが並ぶ場合(nがm化される)

も、紹介してまいります。

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