英会話での音の変化の代表格ともいえる変化「of」です。中学教師からは「オブ [əv]」と学びましたが、ネイティブは英会話の中では「v」の発音が飛び「ア [ə]」と発音します。では、見てみましょう。
「But by the time I got out of junior high, I pretty much outgrew that kind of stuff.」
・out of 「アウタ」
・kind of 「カインダ」
「of」と組み合わせるイディオムは無限の如くあります。その悉くが「オブ」などと発音しません。全て「ア」と発音します。
「Now, all of this was happening when Haruhi Suzumiya was still acting sort of normal.」
・all of 「オーラ」
・sort of 「ソーラ」
ご覧の通り、一つの例文の中にうじゃうじゃと「of」の発音が含まれています。頻出の発音の変化は優先的に覚える手はないです。じゃんじゃん例文を見ていきましょう。
「The thing we’ve been afraid of happening all along is starting to happen right now.」
「In other words, this is the end of the world.」
・afraid of 「アフレッダ」
・end of 「エンダ」
もう紹介しきれないぐらい、日常英会話にこの「ア [ə]」は隠れ潜んでいます。省略省エネ日常発音の肝とも言える一つの法則なので、まずは知識レベルでしっかりと理解しておきましょう。