7-3話。主人公が同級生の「小鳥遊ゆか」とリビングで食事をとった後のシーンです。

「あ、唯も手伝うよー」
カチャカチャと夕餉の後、キャッキャと女性トークを交わしながら、台所に立つ3人。full as a tickしてリビングのソファーで倒れながら、その光景を眺める。なかなかいい光景だ。ゆかたんが僕の妹になってくれれば、こんな感じの日常を過ごせるのだろう。いっそ、唯とトレードしてしまうか。「え~。唯には小鳥遊家のお嬢様なんて無理だよ~」なんて、困った表情を浮かべるのだろうな。ふふふ。

この「tick」というのはダニのことです。直訳すると「ダニにように満腹」という意味になりますが、ダニに血を吸われたことを想像してください。お腹をパンパンに血で腫らしたダニのようだ、という意味で「満腹」という表現となるのです。

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