ラノ単学習スタイルの紹介
スマホ用専用アプリ「ラノ単」を使った学習スタイルを紹介します。
スマホは、もう現代人に欠かせないアイテムとなり、外出中は勿論トイレの中まで、スマホを手放すことはないぐらいの存在になっています。恐らく皆、病院での今わの際まで、手元にスマホを持っていることでしょう。
そんなスマホの「ラノ単」用のアプリを開発しました。
◆オリジナルコンテンツ「大島生2」の40代のワナビが書いた痛いラノベを読みながら、ストーリー内に関連性のある7つの英単語が散りばめられています。
◆毎日1話ずつ作者を鼻で笑いながら苦行のように痛いラノベを読み進め、英単語に触れていきます。(作者を小バカにしながら、怖い物見たさでラノベを読む進めるのがコツです。人を見下す精神がモチベーションとなります。)
◆「大島生2」は、2万語達成まで連載します。管理人専用コンテンツとして気長に更新していく予定です。スマホを持っていない人、もしくはこんな得体のしれないアプリを入れたくない人は、Web上からも専用コンテンツの仕組みを確認することが出来ます。WEB上での操作の仕方を紹介しておりますので、それをご確認ください。
ラノ単の学習理論は、目を通して貰っているかと思いますので、如何にそのスマホアプリを使った「興味を持って継続できる」学習スタイルを日常生活に織り込むかを、本ページで紹介します。
「頑張って勉強」するスタイルは続かない
まず無理をしたスタイルは長続きしません。朝5時に起きて勉強する。毎日参考書を開く。通勤時間に、NHKのラジオ講座を聞く。
人間は易きに流れる動物であるため、「頑張って」やること自体は継続できません。ましては英語学習は「継続」することが前提の学問です。5年、10年、長い年月の間続ける必要があります。ここでは、「頑張らない勉強スタイル」を開発する必要があります。
それを実現するのが「ラノ単用アプリ」と「ラノ単用コンテンツ」です。iphone版、android版のアプリがダウンロードできますので、1度お試しでインストールしてみましょう。(本アプリはタブレットには対応しておりません。PCやタブレットから見ている方はは、AppleApp、GoogleStoreから、それぞれ「ラノ単」とキーワード検索をして下さい)
アプリの操作は説明ページで解説していますが、そう難しいものではありません。綾小路ヒカル向けの世界で一つの俺教材「大島生2」を例に、その「頑張らない勉強スタイル」の一端を感じていただければと思います。
ラノ単学習の3つの基本ルール
1)毎日アプリを起動すること
2)隙間時間を積み上げる
3)英単語は覚えない
それぞれについて説明します。「1)毎日アプリを起動する」ことに関しては、「理論編」でも説明した脳と記憶の解説どおり、定期的な反復記憶を行うためのプロセスとなります。ラノ単アプリは、忘却曲線に沿った形で英単語を復習できるようにコンテンツが表示されます。日々学習を怠ると、その忘却率は高くなります。じゃぁ、「頑張って勉強しなきゃ」となると、前項で説明した通り、長続きしないという形になります。
アプリを起動するタイミングを習慣化する
アプリを毎日起動して英単語に触れるためには、「毎日必ずすること」と組み合わせて、アプリを起動していけば案外続くことになります。それが、「2)隙間時間を積み上げる」の基本ルール2にも繋がってきます。
例えば、毎日「通勤に電車を利用」している方は、それは「毎日必ずすること」に当てはまります。食事も必ず「すること」です。そういった隙間時間に、スマホ片手にアプリを起動する。それだけです。頑張って「5時に起きるやら」、頑張って「毎日参考書を開く」とかそういった行動とは一線を隠した「頑張らない」習慣化を積み上げることが肝要となります。
管理者綾小路ヒカルの学習スタイルで言えば、私は勤務している1部上場企業の本社近くの高層マンションの40階に住んでおりますが(通勤時間自体が無駄なので近場の物件を現金で購入しました)、日々住んでいる最上階40階から足腰を鍛えるために階段を降りて通勤をしております。その階段で降りる過程で、ラノ単をアプリを起動しております。そこから会社まで歩いて20分ほどですが、時間を確保するため、私はタクシーで会社まで通勤をしております。朝の道は混みますが、丁度その遅さ具合が私にいい隙間時間を与えてくれるのです。その間も社内でラノ単アプリを起動しております。てきぱきと仕事を終え、会社は5時に定時で退社します。帰りのタクシーで会社から少し離れたアイリッシュカフェに立ち寄り、野菜中心の夕食を取りながらマスターと英語で軽く談笑をし、夕食後は最寄のジムに寄って毎日2kmほどプールで泳ぐのが日課です。泳ぎながらプール用mp3プレイヤーでラノ単の音声教材を聞き、ジムのサウナで耐水用の用紙で瞬間英作文をする、といった「日々必ず実施するルーチン」の中で、英語学習を取り込んでいます。別に私にとって、これは「頑張って」やっている認識はなく、必ず毎日することの中で、たまたま「ついでに」やっていることに過ぎません。(ノンフィクション率:55%)
皆さんにも色々な生活スタイルがあると思いますが、それぞれの生活スタイルに合った「隙間時間を積み上げる」方法で、頑張らない勉強スタイルを確立していきます。
そして大事なのは、必ず「1日1話」のコンテンツを学習して行きましょう。学習を始めたばかりの頃は、まだまだ余裕で1日1話のノルマはクリアできますが、3ヶ月を超えた頃から学習ノルマ数が相当増えてきて、1日1話の突破が難しくなって来ます。そこで大事になるのが3つ目のルール「3)英単語は覚えない」となります。
英単語は覚えない
矛盾する話になりますが、ラノ単アプリ上では英単語は覚えないようにします。覚えるこそは物語のストーリーです。学習画面では、「基礎編」で説明した通り、一つのコンテンツに7つの英単語が埋め込まれておりますが、それらは似通った属性の英単語で構成されているため、連想しやすくなっております。まず肝要なのは、日本語を主軸としたストーリーを覚えることであり、その付随した情報として英語に触れる程度に留めるのが「長続きするコツ」となります。知らず知らずのうちに「覚えてしまっていた」という状況にするのがベストであり、今この場でこの単語を覚えなきゃ、という変なプレッシャーを感じる必要はありません。何せ、このラノ単アプリは、忘却曲線に沿って的確なタイミングでまた出題してくれる作りになっています。一期一会ではありませんので、次の機会に覚えようぐらいの「楽さ加減」で取り組み、英単語を覚えるということより、物語自体のストーリーにこそ興味を持つことが自体が長続きする結果となります。
ただここで気をつけるのは、出来るだけ音声による英単語情報をインプットしておくことです。「音声編」で説明した通り、語学とは結局は音によるコミュニケーションが基本となりますので、音によるインプットこそが将来の「覚えてしまっていた」シチュエーションのための礎となるのです。
ラノ単アプリの利用手順
以上の基本ルールを順守しながら、ラノ単アプリを効率よく使う手順を解説します。
①「学習モード」でストーリーを追う
最新話は、物語を読み込んで貰うため、全て「日本語」で標記されています。黒字でboldされてる日本語が英語に変換される単語となります。下部アイコン「テスト」を選んでもらえれば、虫食い状態のスクリプトが表示されます。記憶学習は、物語を既に読み込んでいることが前提なので、「テスト」モードがデフォルトで表示されます。
虫食い状態をタップすると、「日本語」⇒「英語(音声再生付)」⇒「日本語」⇒・・・と変換されます。
学習スタイルとしては、まずそのストーリーの原文を読んで、その虫食いに出てくる「日本語」を連想してください。日本語が何となく覚えているようであれば、OKです。「次いで」にその英語訳も表示するぐらいの気持ちで、音声を中心に英語を確認しましょう。
②補完情報を使って脳への印象の質を上げる
単調な情報は、脳がノイズと判断して忘れるように仕向けられますので、7つの英単語をあらゆる角度の情報で補完してい行きます。
◆虫食いをタップすると英単語が音声で読み上げられます。これで、音での情報補完。
◆変換ボタンでは、その単語を使った例文が出題されます。これで、活用での情報補完。
◆音声を押すと、エピソード記憶に訴える音声教材が流れます。これで、エピソードでの情報補完。
③学習を完了する
アプリの作りとしては、テストをクリアしたら次のステージに達するような作りにはしておりません。自分が「ああ、ある程度ストーリーは印象づいたな」と、納得した時に「完了」ボタンを押して、その話の学習を完了させます。ここの完了基準が非常にアナログであるため、A型の人はキッチリとしないと「完了」しないでしょうし、O型の人はほいほいと「完了」を連打することでしょう。ここは、まだアプリの作りを改善する必要があると思っていますが、そこまでは個人的に求めていませんので、適当に納得できる水準であれば、学習を切り上げてください。
その他、役立つ機能(データベース初期化)
スマホを買い換えたり、アプリを再インストールした時は、学習は1-1話からにクリアされてしまいますが、「設定」の中から「初期化」を選んでいただき、最新学習の話を選ぶことができます。過去学習した話も、その最新学習話を基準に忘却曲線に沿って出題されますので、安心してください。